盛者必衰
ローマ人の物語 (1) ― ローマは一日にして成らず(上) (新潮文庫)
- 作者: 塩野七生
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2002/06/01
- メディア: 文庫
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ローマ人の物語シリーズに再燃。
今日5巻を読了。
スキピオのように神に愛された人でも、栄枯盛衰な人生を歩む姿に考えさせられた。
国も人も盛者必衰。
私は何をすべきだろう。
勉強に力が入らない。
あああああ
脱・山籠もり
この2年間山籠もり、、、というか、社会から断絶した生活をしていた(仕事にはちゃんと行ってるよ)。友人・知人に知らせることなく住所や連絡先を変え、誰とも会わない2年間だった(ちゃんと職場には行ってるよ)。それが最善の選択だと思い込んでいたからだ。恥ずかしい。。。く、黒歴史だ。。。これは全くの思い込みだった。
最近そんな生活にも行き詰まりを感じて、久しぶりに人と接しようと行動してみたら、たくさんのすばらしい人たちと出会うことができた。昨日も2年ぶりにかわいい銀行員の後輩に会って、そのあと弁護士を目指す後輩に電話してみた。昔から2人とも頭良いなあ、と思っていたが健在だった。あとケーキ美味しかった。
幸運なことに出会う人皆、何かしらに一生懸命で輝かしく、尊敬できる人々ばかりだ。こんな人々に出会えるのは、きっと私の生まれ持った才能だろう(?)。私は人と接するのが苦手だ。しかし尊敬できる人たちに出会えるならば、緊張で腹痛を起こそうが、「何て会話しよう・・・」と不安になって再び腹痛を起こそうが、自分から歩いて話しかけていかなければならないんだろうな。
たくさんの人と接すると、自分に足りない部分が見つかるのが早い。2年間の山籠もり生活を経て、それを痛感している。2年間山籠もりしても見つけきれなかったことが、会話をして5分で見つかることもある。その時は非常に恥ずかしいが、まあいいや。私が変なことしても、どうぞ生暖かく見守って下さい。
そういえば、引き籠りの大家といえばルネ・デカルト大先生だ。9年間誰とも会わず、引き籠った末に「コギト・エルゴ・スム(=われ思う、ゆえに我あり)」という唯一真理にたどり着いたデカルト先生。全ての常識、事象を疑った末に、近代哲学の根幹を築いたのはすごすぎるのだろう、たぶん。すごすぎて『方法序説』を3回読み返しても凄さがよく分からないが。現在私たちがXY軸による平面の直交座標を使えるのもデカルト大先生のおかげだ。やっぱり凡人と天才は違いすぎる。天才あっぱれ。
4月の後半に大阪に行くのだが、この時にどうしても行きたい場所がある。西成だ。西成は絶対に行かなければいけないと思う地域なのだが、皆に行くのを断られる。しかし女性1人は怖いしな。もうちょっと方法を考えるか。
女性が九州男児と働くということ
朝5:30に出社して、只今帰宅。年度末に近づくにつれ、だんだん忙しくなってきたなあ。。。
私は女性であり、九州の会社に所属しているのだが、九州ならではの苦労?がある。
今回はそれをご紹介する。
最初に弁解するが、私は一本気で大黒柱タイプの九州男児が大好きである。しかし仕事で彼らと一緒になると、女性ならではの悩みが発生する。それを今回吐露するのである。
「自分を1番立ててもらわないと嫌だ!」という人ばかりなのである。
彼らがいる環境において、まず女性は一段下に置かれる。
女性が目立とうものなら、すぐに上から圧力がかかってくる。
女性の方が漢字や知識を知っていると分かったら、
仕事を教えてもらえなかったり、無視される。
1回そのようなことがあったら、2日間はみじめな生活を強いられるのである。
たとえば、私の日常会話の一部分を紹介する。
男上司「○○さん、この人の名前の漢字読める?読めるんだったら教えて」
このフレーズには大きなワナが隠してある。
まず男上司は、現状況下において、女性であり、かつ年下の部下である私に質問をしたことにより、自尊心が少し水平線からずれている。
かといって、正しい漢字を教えないと、「こんなことも回答できないのか」と馬鹿にされて仕事が回ってこなくなるのである。
(1)男上司より自分が下であることを絶対条件に、(2)少しバランスを欠いた自尊心を戻してやり、かつ(3)正しい漢字を教えなければならない。
以下にダメ解答を2つ、模範解答を1つ書いていく。
ダメ解答①「ああ、それは★★と読むんですよ~」
二重バツである。男上司より女部下の方が漢字の知識があるということがオフィス内に知られてしまうという、九州男児の最も恐れる事態が発生する。この一言で上司の自尊心は、女の私が想像する以上にブレブレになる。そしてそれをひた隠すために、大いなる虚の尊厳をもって、その日1日雑用を言いつけられるか、もしくは単純に2日間は無視されるだろう。
ダメ解答②「え~分かりません」
これもダメである。
「分からないなら調べろよ、使えん奴だな。」と思われる。辞書を引かずに部下に聞く自分を差し置いてである。この一言で、信用性を大いに失い、大きなプロジェクトが回ってこなくなる。
それでは、模範解答はなんだろうか。
模範解答「難しくて私にも分かりません。今辞書(ネット)で調べてみますね。・・・あっこれですかね?へー★★って読むんですね。全然知らなかった―。私、上司さんのおかげで、すごく勉強になりました。またいろいろ教えて下さいね!ありがとうございました。」
お分かり頂けただろうか。後半の矛盾を。
私が調べて教えたのに、「また教えて下さい!ありがとう」となぜか感謝までしているのである。
フレーズの前半にて自分も知らないことを表明し、調べるという「努力」を目の前でしてみせる。そして中盤にて、自分も知らなかったアピールをしつこくもう1回行う。そして後半がミソで、あえて日本語の錯誤を起こし、女部下が教える立場から、教えられる立場へと瞬間的に入れ替わるのである。
これで条件(1)∧(2)∧(3)を全て満たし、不思議なことに上司は部下に「教えてやった」という優越感まで手に入れ、ご満悦になる。そしてまた普通の日常に戻るのである。
幼いころから男勝りで、変人な(?)私には、これら日常会話が非常に難しく、毎日トラップにかかりまくって、辛い思いをした。
だから、色々考えて、上記の模範解答のような日本語の錯誤を遣うようにしたら、徐々に周囲との関係が良い方向に変わってきた。
しかしこの技法は相手だけでなく、デスクの周囲の人間にさえ矛盾を気づかせないタイミングで言う必要がある。
「あの人ワザと言ってるよ」
というような、人を貶める噂が人間は大好きだから、それを抑制する必要もあるからである。
このような「錯誤」を上手く使いこなすことで、たくさんの重要な仕事が回ってきた。
給料の金額は重要な仕事が回ってこようがこまいが変わらないが、重要な仕事はタダでもやる価値が大いにある。仕事の刺激がないと生きていけないタイプなのである。
皆人間性は良い人たちだから、それを尊重すればどんなに悔しくてもやっていけるのである。
私は極めて楽観主義者なので、それも功を奏して、見下されてもあまり気にならないのである。
しかし近い将来、絶対皆が驚くような人間になってやるぞ、という根性は常にありありと隠し持っているのである。
ブログ始めました(7回目)
昨日までのブログに「いいね!」を押して下さった方々、閲覧して下さった皆様、ありがとうございました。
本日よりはてぶへ移行します。
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そもそも、ブログを始めてはすぐポイ捨てすること過去5回。
何年も三日坊主を続けている。
昨日も、土曜日に開始したばかりのブログを漂流させてしまったのである(6回目)。
なぜ続かないのか。
これ以上三日坊主を続けないために、悪要因を整理して、自戒しよう。。。
1、型にはまったものを使うのがいやだ
文章を書く→人に見せるという決まりきったサイクルになるのがいやだ。
もっと何かできないか・・・。
文章を書いて、びっくりするような広がりを見せることはできないか・・・。
こういうことを考えて、自分でホームページを作成すべく、いろいろ勉強したが、 挫折中。家にサーバを置く勇気がない。。。暑そう。。。パソコンむずい。。。
2、飽き性
これは生まれつきだから仕方ないのか?
3、発信下手
自分を発信していくのはめちゃくちゃ難しい。
ということで、これら3つの悪要因を取り除くべく、色々探し回った果てに、はてぶさんにやっかいになることに決めた。
はてぶの機能は多彩で、ブログはほんの1サービスにすぎず、色々とできることが多そうだ。おもしろい。
はてぶとツイッター、フェイスブックをとりあえず連携させて、様子を見よう。
これで飽き性が頭をもたげることを防ぎ、1と2の要因は解決か・・・?
3の発信下手は今からトレーニングするとして。
どうぞよろしくおねがいいたします。