カエサルさん凄すぎです

ローマ人の物語10 ユリウス・カエサル ルビコン以前』読了。

ローマ人の物語〈10〉ユリウス・カエサル ルビコン以前(下) (新潮文庫)

ローマ人の物語〈10〉ユリウス・カエサル ルビコン以前(下) (新潮文庫)

カエサルと親友ラビエヌスの葛藤から、「サイは投げられた!」と叫びルビコン川を渡るまでを描いた最後のわずか数ページ間は鳥肌が立った。

性格、リーダーシップ、軍略、組織力、大らかさ、カリスマ性、幸運、政治力と見事に多方面で天文学的な才能を持ち、たとえ志半ばで暗殺されても、現在のイギリスやフランスの礎をつくり、現代まで続く暦をつくり、ローマ帝国を実質的に創始したカエサル

しかし一方でカエサルは留学途中で海賊に誘拐されたり、元老院300人の半数の妻を寝とったり、国家財政の1/3に相当する金額を借金していたりと、ダメ人間っぷりも天文学的なのが面白い。

カエサルの人生をみると、私の悩みやおかれている状況なんて小事に思えるよ
\(^o^)/

カエサルはローマ散文学でも歴史上トップクラスの才能だったらしく、彼の著作である『ガリア戦記』や『内乱記』は目玉が飛び出るほど面白いらしい。

ガリア戦記 (岩波文庫)

ガリア戦記 (岩波文庫)

内乱記 (講談社学術文庫)

内乱記 (講談社学術文庫)


今度読んでみよーっと*(^o^)/*

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今日は3食自炊した(^-^)/

好きなものを食べることができて、幸せです。